2015年06月24日

龍山瀬尻のブカ凧

6月7日(日)14日(日) 初子の祝い凧が大空に舞う
瀬尻の町から急坂を一気に上ると会場の寺尾につく
段々茶畑の中腹にある凧上げ会場には桟敷席が設けられ法被姿の保存会の人たちが天竜川の川面にたつ白波をじっと待っている。
テーブルには地元の奥さんたちが腕によりをかけて作ってくれたご馳走がいっぱい並ぶ。
毎年お邪魔している私はこれらのご馳走をいただくのも楽しみの一つである。中でもジャガイモをゆでて生姜味の味噌を付けたものは絶品だ。
昼過ぎ風が出てきた。ピー、と笛が鳴る。平地の少ないこの地での凧上げは、凧を持つ人は上の段に、糸を持つ人は50mくらい下がった所から、息を合わせて飛ばす。風をみながら糸を引いたり出したり上昇気流にのるまでは気がゆるせない。
龍山瀬尻のブカ凧


凧に付けられたクジラというビニールテープからブルブルブルブルとまるでエンジンのような鈍い音を響かせながら大空に舞い上がった。
龍山瀬尻のブカ凧


子どもの成長を地域の人たちみんなで喜び、お祝いしてくれる。このような凧上げがいつまでも続いてほしいなと思った。
眼下には天竜川、のんびり過ごさせていただきました。
龍山瀬尻のブカ凧


出世大名家康くん今日はちょっと調子悪いみたい。


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Posted by 秋葉山奥の院・酔夢庵だより at 17:01│Comments(0)伝統
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